現代のPC環境では、周辺機器の選択が作業効率や快適さに大きな影響を与えます。そんなデバイスの接続方法として有線と無線の選択肢があります。
どちらも良い点と悪い点があり、有線と無線どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
この記事では、有線と無線それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な選択のヒントをお届けします。途中で私の個人的な経験も交えますので、参考にしてください!
目次
有線のメリットとデメリット
有線のメリット
価格が安い
有線は無線に比べて値段が安いです。同等の性能でも無線と比べて1000円~3000円ほど値段が低いです。しかも安い商品でも大手メーカー製なら性能がしっかりしています。
無線だと高くないと使い物にならないなんてこともありますが、有線であれば安価でも遅延のない商品は多く存在します。
遅延がない
ケーブルで直接つなぐため、応答速度が速いです。特にゲームやタイピングなど0.1秒以下を必要とする世界になると有線の方が使いやすいです。上記の価格が安いの部分でも述べましたが、安くても遅延がないものがほとんどです。
接続トラブルが少ない
ワイヤレスのように接続不良は端子によるトラブル以外だと起こりにくくなっています。
設定不要
ケーブルを差し込むだけで使えるため、面倒な設定がいりません。
有線のデメリット
ケーブルがかさばる
デスク周りが散らかりやすいのが難点です。特にキーボードは真ん中に置くため、どうしても配線が見えてしまい、綺麗に見えにくくなります。。
端子が足りなくなる
すべて有線にするとUSBポートが不足することもあります。USB端子は拡張可能といえど限界があり、その他の周辺機器も有線である場合どれがどのコードか分からないほどかさばります。
マウスやキーボードも有線にしてますが、コードでデスクがごちゃごちゃしてますが、気にしないようにしています笑
無線のメリットとデメリット
無線のメリット
配置の自由度が高い
ケーブルの長さに縛られず、好きな場所に置けます。特に収納型にする際コードだと物理的に不可能なこともあるのでどういったデスクにするか決めてから選んだほうがいいでしょう。
デスクがすっきり
コードがないことで、引っかかったり絡まったりするストレスがゼロになります。端子を抜くときもどれがどのコード?ってことになるのを回避できます。
デスク周りが散らかりがちな私にとって、無線にするだけで綺麗に見えるので感動ものです!
無線のデメリット
価格が高い
有線の場合1000円単位で売っていますが、無線だと安くても3000円するものがほとんどです。有線よりも数千円以上かかることは覚悟しておかなければなりません。
遅延が発生することがある
無線は有線に比べて入力の遅延が発生する可能性があります。特にゲームやタイピング作業では、この遅延がストレスになることもあります。最新の技術を採用したモデルでは遅延が最小限に抑えられていますが、完全にゼロにはならないため、使用環境や目的によっては気になる場合があります。
以前、2000円で買った無線マウスが1年もたたずに反応が悪くなりました。特に無線のものは安物買いの銭失いになりやすいですね。
接続不良が起きやすい
無線は接続が不安定になることがあり、電波干渉やバッテリーの残量、周囲の電子機器の影響、経年劣化などが原因です。特に電池切れによる接続不良は突然発生することがあり、作業中に反応しなくなるといったトラブルが発生することもあります。
このような際はバッテリーの交換や再接続、物によっては初期設定の必要があります。
Wi-Fiでもあることですが実家にいる時は家の電子レンジが動いている時は使えないなんてことも過去には起きたことがあります。
初期設定が必要
ペアリングやドライバーのインストールが面倒なことがあります。有線と同様に挿したら使えるわけではありません。
Bluetoothや専用のレシーバーを使用し、それぞれに初期設定を施します。ペアリングやドライバーやアプリのインストール、デバイスの認識など、手間がかかることがあります。この初期設定がうまくいかない場合、接続が不安定になることもありえます。
デバイスごとのおすすめ接続方法
ここからはそれぞれのデバイスにおいて有線が良いか、無線が良いか個人的な意見を含めて紹介していきます。いずれも有線、無線2つとも試したことがあるのでぜひ参考にしてくださいね。
キーボード

おすすめ:有線
タイピング作業やゲームにおいて、遅延の少なさが私にとっては重要です。そのため私はキーボードは現在は有線を使っています。
それはやはりレスポンスの速さと接続の手間があったからです。
ただ、無線の良さとしてデスクの下にスライドして収納できると言うのがあります。下に収納するタイプだとデスクやその周辺機器によりますが有線だとコードが邪魔したり、届かなかったりと問題が起きやすいです。
無線だとどこにでも置けるのでそこで利点になるかと思います。そのため、レスポンスの速さや接続の楽をとるか、デスク周りのごちゃごちゃを無くすかによって決めると良いですね。
初心者は安いのでとりあえず有線でやってみて、無線が欲しくなったら変更でいいかなって思います!
ワイヤレスキーボード/無線キーボードの人気売れ筋ランキング|カウネット (kaunet.com)
マウス

おすすめ:有線
マウスは動かす頻度が高いため、有線の方が遅延などを気にする必要がない有線かなと個人的に考えます。
さらにズレや反応が悪くなることもないですし、バッテリーの持ちに注意が必要する必要もありません。マウスも私は現在有線を使っていますね。
やはりレスポンスの速さがありますが、無線は苦い思い出があるからです。それは無線マウスの反応の悪さにあります。2000円ほどで購入した無線マウスでしたが一年足らずで使えなくなりました。
私自身の経験では、無線マウスの寿命が短く感じます。特に、動きの反応が悪くなることが多いです。また、無線マウスでも充電が必要なため、結局充電用のコードが必要になります。完全にコードレスにするには電池式のマウスを使用する必要があります。
過去の無線マウスが反応悪くてトラウマなのでやはり有線!どうしても無線にしたい人は5000円以上するものを選ぶように!
【楽天市場】ワイヤレスマウスの通販 (rakuten.co.jp)
スピーカー・ヘッドホン

おすすめ:無線
個人的な理由として、やはり有線は線が顔近くにある煩わしさがないのが最大な理由です。日常の動画鑑賞や音楽鑑賞では、無線でも十分な品質です。
ヘッドホンについては、使用する製品や用途によって意見が分かれます。有線のヘッドホンは価格が安く、音ズレがない点が魅力です。特にゲームやプロのオーディオ用途では、音ズレが死活問題となることがあります。そのため、用途に応じて有線か無線かを選ぶことが重要です。
個人的にはヘッドホンやスピーカーは音ゲーや音楽制作、FPSゲームなどなどをしない限りはそこまで気にすることじゃないかなって思っています。
私自身はFPSもそこまで音のズレはそこまで重要視していません。YouTubeなど動画でも気になったことはありませんし、音が悪いってことも感じないと思います。ただ、音楽のプロやマニアの人が聴くと違うのかもしれません。
まとめ
基本有線が優秀!お金をかけてでも無線にしたいところは無線に!
有線は安定性と低価格、無線は利便性が魅力。それぞれの特徴を理解し、自分のPC環境や予算に合った選択をしてください。普段使いなら無線、シビアな作業には有線と、状況に応じて使い分けるのがベストです!
PC機器を有線か無線かで選ぶ際には、自分の使用環境や用途を考慮することが大事です。有線は安定性とコスト、接続等の楽さで優れていますが、ケーブルのごちゃつきなどが起こります。
無線は利便性が高い一方で、接続の安定性やバッテリー寿命などの問題があります。
値段が上がれば、その分機能や性能は上がり、デメリットのズレは少なくなっていきます。個人的な見解では5000円を超えるとほとんど気になりません。ただ私は音楽のプロでもなければFPSのトップランカーでもありません。自身の環境と値段を考慮しつつ選択するのが良いですね!