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ゲーミングPCと言われるハイスペックなPCの性能はどこから?スペックと値段、種類の3つを説明します。

ゲーミングPCってどんなPC?普通のPCと何が違う?

ゲームしたいからPC買いたいと思ってもいろんな種類のPCがありますよね。ゲーミングPCと書かれているもの以外にもクリエイター向けと言われているものもあります。

「ゲーミングPCじゃないとゲームできないの?」と思ったことはありませんか?

実際には、どんなPCでもゲームをプレイすることは可能です。しかし、「ゲーミングPC」と呼ばれるものには、ゲームを快適に楽しむための特別な特徴があります。

今回は、ゲーミングPCを実際に使っている私の視点も交えながら、ゲーミングPCの特徴や定義、選び方について詳しく解説していきます!

ゲーミングPCとは?

普通のPCと何が違うの?

簡単に言うと、ゲーミングPCとは「ゲームを最適にに楽しむための高性能なPC」です。普通のPCに比べて、特に映像処理や動作の滑らかさを重視しており、通常のPCよりスペックの高いPCと言う見識で大丈夫です。

なぜスペックが高くないといけないのかといえば、最近のゲームでは背景のリアルなグラフィックやFPSの複数人での同時プレイ、一瞬の判断が求められるシーンが多くなっています。こうした要求を満たすために、ゲーミングPCは普通のPCよりも高い性能を備えているのです。

ゲーミングPCはゲームを快適に遊べるスペックのPC!ゲーム以外ができないわけではありません!

ゲーミングPCに必要な6つのスペック

ゲーミングPCを選ぶ際に重要なパーツとその選び方について解説します。ではそのスペックとはどんなものがあるのか説明します。スペックは大きく分けて6つのパーツが関係します。必要なスペックも加えて説明します。

どんな役割なのかは以下の記事で説明しています。

1. CPU(中央処理装置)

CPUはPCの動作全般を管理するパーツです。このCPUはおおよそ2つの種類がありそれはIntel社のCore シリーズとAMD社のRyzenシリーズです。どちらもCorei9やRyzen9と数字が大きいほど性能が上となります。

•Intel製:Core i5以上を推奨(理想はCore i7やCore i9)。第11世代以降がおすすめ。
•AMD製:Ryzen 5以上が目安(Ryzen 7やRyzen 9ならさらに快適)。

最新世代のCPUは、ゲームの処理速度だけでなく、ストリーミングやマルチタスクも快適にこなします。

PCの頭脳!PC全体の性能はCPUで決まります!ここはケチらずにしましょう!

2. メモリ

メモリは、ゲームやアプリが動作中に使用するデータを一時的に保存するパーツです。容量が大きいほど処理がスムーズになります。

• 最低:8GB
• 理想:16GB以上

ゲームをしたいなら最低でも8GBは必要だと思います。ですが、最近のゲームはメモリの使用量が増えているため、16GB以上を選ぶと安心です。

3. グラフィックボード(GPU)

GPUは、ゲームの映像処理を担当する重要なパーツです。滑らかな動きや高画質を実現するためには、高性能なGPUが必要です。

•最低スペック:GeForce GTX 1650やGTX 1660
•推奨スペック:RTX 3060やRTX 4060以上

最初の2桁が世代、下二桁がバージョンと思ってもらえればいいです。どっちも数字が大きいほどスペックが高いです。

フレームレート(FPS)が高いほどゲームが滑らかに動くため、高フレームレートと言われる100fps以上を出せるスペックをおすすめします。それを踏まえると、GeForce GTX 1650またはGTX 1660以上の性能が必要なります。

最新のタイトルを快適に楽しむなら、RTXシリーズ以上を選びましょう。

映像の処理を担当するゲーミングPCの心臓部!ゲーミングPCはこのグラボで全てが決まります!

4. マザーボード

マザーボードは、CPUやメモリ、ストレージなどを接続する基盤です。性能差は少ないものの、互換性が重要です。

• 選び方:選んだCPUに対応したものを選ぶ(Intel用・AMD用で異なります)。

信頼性の高いブランド(ASUS、MSIなど)を選ぶと安心です。対応CPUは記載してあるので自作の方はしっかりと確認してから購入してくださいね。

5. ストレージ

ストレージは、PCにデータを保存するパーツです。ストレージはデータを保管するものとなります。ストレージははSSDとHDDがあります。

•最低容量:500GB
•理想容量:1TB以上

高速なSSDが推奨されます。

ゲームだけでなく、システムやその他のデータを考慮すると、1TB以上あると便利です。容量が足りない場合は、外付けストレージを追加する手もありますが、内部に十分な容量があると便利です。

メモリと勘違いしやすいけどデータ保存をする場所はストレージ!ゲームは容量が大きいのでできるだけ大きいものを購入しましょう。

6. 電源ユニット

電源ユニットは、高性能パーツに安定した電力を供給する重要なパーツです。

•最低出力:600W
•推奨出力:750W以上(ハイエンド構成なら800W以上)

高性能なパーツを安定的に動作させるためには、ある程度の電力を持つ電源ユニットが必要です。電力不足は動作不良や故障の原因になるため、余裕を持った出力のものを選びましょう。 

意外と軽視されがちなのが電源。ゲーミングPC自体重たいことをしてるので電源も電力の大きいものを選ばないと最大限の力を発揮できません!

ゲーミングPCの価格帯

•エントリーモデル:10~15万円(カジュアルプレイヤー向け)
•ミドルレンジモデル:15~20万円(最新ゲームを快適に遊べるバランス型)
•ハイエンドモデル:20万円以上(最高画質や配信も視野に入れるなら)

しかし、パーツごとに自作する場合は費用を抑えられる場合もあります。

ゲーミングPCの価格は、性能や構成によって異なりますが、一般的には約10万円以上となります。より高性能なモデルやカスタマイズを行うと、20万円以上かかることも多く、最高性能ものまでいくと100万円くらいかかるものも存在します。

プロゲーマーさんたちがハイスペックのPCを購入するのは本当に小さいラグやロスを避けるためです。初心者が気にする必要ないラグですのでとりあえず20万円以下から探すのが無難です。

ゲーミングPCはノートPC とデスクトップPCのどっちがいい?

•デスクトップPCは、同じ性能でも価格が安く、カスタマイズも簡単
•ノートPCは価格が高くなる上、有線LAN接続を求める場合、持ち運びのメリットが薄れる可能性あり

ノートPCは同じ性能でも価格が高くなるため、コストパフォーマンスの面でデスクトップPCが有利です。また、有線の方がどうして通信が良いため、ノート、デスクトップ関わらず有線RANが必要となり、ノートの利点であるどこでもできるという点が失われることも要因の一つとなります。

もしどうしても持ち運びたい場合は、ゲーミングノートPCを選ぶのも一つの手です。

まとめ

ゲーミングPCを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

1. CPUやグラボは性能の高いモデルを選ぶ。
2. メモリは最低8GB、できれば16GB以上。
3. ストレージはSSDを選び、1TB以上を推奨。4. デスクトップPCがコスパ面でおすすめ。

ゲーミングPCは、一般的なPCに比べて高いスペックを求められるため、CPU、メモリ、グラフィックボード、マザーボード、ストレージ、電源の各パーツをしっかりと選ぶ必要があります。価格はおおよそ10万円からですが、現在のゲームを快適に遊ぶならより高性能のものが必要となり20万円近くの金額になるでしょう。

ゲームを楽しむために、しっかりとしたゲーミングPCを選びましょう。

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