
ゲーミングPCを使っていて、ラグや遅延に悩んだことはありませんか?
特にFPSや対戦型ゲームをプレイする場合、通信の安定性は命。そのため「ゲーミングPCは絶対に有線接続(LANケーブル)でつなげ!」というのが、PCゲーマーたちの常識になっています。
しかし、実はWi-Fiで繋いでいるユーザーも存在するのが現実。
一体なぜなのか?本記事では、初心者向けに「有線と無線の違い」や「Wi-Fiで繋ぐ人の事情」について、わかりやすく解説します。
目次
有線(LANケーブル直付け)のメリット
1. 通信が安定してラグがない
有線接続の最大のメリットは、通信の安定性です。LANケーブルを使うことで、ほぼ遅延のないスムーズな通信が実現します。
FPSや格ゲー、MOBAといったタイミングが命のゲームでは、有線接続が必須といえるほどです。
相手との対戦するゲームにおいて必須です!もう一度言います。必須です!
2. 通信速度が高速
Wi-Fiと比べて、LANケーブルでの通信は速度が安定して速いです。
特に回線速度が100Mbps以上あるような環境では、その差は歴然。ダウンロードやアップデートの時間にも影響します。
3. 他の機器の干渉を受けない
Wi-Fiは電子レンジやBluetoothなどと干渉する可能性がありますが、有線接続はそういった影響を受けません。夜間や混雑時でも通信が安定しやすいのも特徴です。
Wi-FiでゲーミングPCを繋ぐ人がいる理由

1. 家の構造的にLANケーブルが届かない
ルーターがリビングにあって、自分の部屋までLANケーブルを引くのが難しいケースは多いです。
賃貸で壁に穴を開けられない、階が違うなど、物理的な制約からWi-Fiを使うしかない人もいます。
特に学生がその傾向に多いですね。私もそうでした。ルーターが1階にあり、自室が2階だとそうなることは多いですよね。
2. Wi6やメッシュWi-Fiで十分な速度が出ることも
最近のWi-Fi技術はかなり進化していて、Wi-Fi6対応ルーター+ゲーミングPC側も対応していれば、実用レベルになることもあります。
ただし、あくまで「条件が整っていれば」の話なので、常に有線と同じ性能が出るわけではありません。
「Wi-Fiでも意外と遊べる」は本当か?
これはゲームのジャンルによります。
例えば以下のような場合はWi-Fiでも問題なく遊べることがあります:
•ソロプレイ中心のRPG
•オンライン要素が少ないシミュレーション系
•カジュアルなオンライン協力プレイ
しかし、以下のようなジャンルではラグが命取りになるため、Wi-Fiは避けたほうが良いです:
•バトロワ系(Apex Legends、Fortniteなど)
•格闘ゲーム(ストリートファイター、鉄拳など)
•FPS全般(VALORANT、CoDなど)
どうしても直接繋ぐのが無理な場合は中継機やPLCを活用しよう
「LANケーブルを直付けしたいけど、距離が遠すぎる…」
そんなときはWi-Fi中継機やPLCアダプタ(電力線通信)を使うのが有効です。
• 中継機:電波を強くして通信の安定性を高める
• PLC:コンセント経由でLAN通信ができる
どちらも完全に有線と同じとは言えませんが、Wi-Fi単体よりはかなりマシになります。
• 本気でゲームに勝ちたいなら 有線一択
• どうしてもWi-Fiしか使えない場合は 環境を整える工夫を
• 「Wi-Fiでも意外と遊べる」は一部のゲームに限られる
ゲーミングPCを活かしきるには、通信環境の最適化が超重要です。
ぜひあなたのゲーム環境を見直してみてください!