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ガジェット系YouTuberがよくやっている「ベンチマーク」とは?初心者向けにわかりやすく解説!

YouTubeでゲーミングPCや自作PCを紹介しているガジェット系YouTuberを見ていると、「ベンチマークスコア」「ベンチマークテスト」といった言葉をよく耳にしませんか?

この記事では、そもそもベンチマークとは何なのか、なぜ測定するのか、具体的なソフトやテスト方法まで初心者向けにわかりやすく解説します。

ベンチマークとは?

ベンチマークとは、PCやソフトの性能を測定・評価するためのテストのことです。

「このパソコンはどれくらいのパワーがあるのか?」を知るために、CPU・GPU・メモリ・ストレージといったパーツごと、あるいはPC全体の処理能力を数字やスコアで表してくれるのがベンチマークです。

実際には、特定の行動や負荷をPCに与え、その処理速度や応答性を測ることで性能を「可視化」しています。

この結果として表示される数字をベンチスコアと呼びます。

なぜベンチマークをするの?

ベンチマークを行うことで以下のようなメリットがあります:

•PCの実力を客観的に知ることができる
•他のPCやパーツと比較がしやすい
•パーツの劣化やトラブルに気づける
•ゲームやアプリが快適に動くか判断できる

特にガジェット系YouTuberは、レビューする製品の「性能の可視化」のためにベンチマークをよく利用しています。

ドスパラなんかでもベンチマークは掲示されています!それくらい性能を見る際のわかりやすい指標ということですね!

YouTuberがよく使う「ゲームのベンチマーク」

ゲームには、あらかじめ負荷のかかる映像や操作を自動で行い、そのパフォーマンスを測る専用のベンチマークソフトが用意されているものもあります。

以下のような人気ソフトがあります

ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラゴンクエストXは2013年発売の比較的軽量なオンラインゲームです。

そのため、「低スペックPCでもどの程度ゲームが動くのか?」をチェックするのに使われています。

古いノートPCや省スペースPCの性能確認にもおすすめです。

プレイガイド|目覚めし冒険者の広場

ファイナルファンタジーXV ベンチマーク

同じくスクウェア・エニックスの作品ですが、FF15は非常に重たいゲームです。

高いグラフィック性能が要求されるため、高性能ゲーミングPCの性能を測るのに使われます。

このソフトで高スコアが出るPCであれば、他の重たいゲームも問題なく動くと考えてよいでしょう。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark | SQUARE ENIX

パーツごとのベンチマークソフトもある

ベンチマークはゲームだけではありません。自作PCやパーツの交換時に、パーツ単位で性能を確認できるベンチマークソフトも人気です。

CrystalDiskMark(クリスタルディスクマーク)

これは、ストレージ(HDDやSSD、USBメモリなど)の転送速度を測定する定番ソフトです。

HDDからSSDに交換した際などに速度の違いを数値で確認できるので、パーツの性能差を体感的にも数字的にも把握できます。

UserBenchmark(ユーザーベンチマーク)

こちらは、PC全体の性能を一括でテストできるベンチマークソフトです。CPU・GPU・メモリ・ストレージなど、主要なパーツを総合的に測定し、世界中のユーザーと比較できます。

結果はスコアとともに「このパーツは他のユーザーより上位◯%です」といった表示になるので、初心者でも実力を把握しやすいのが特徴です。

パーツの買い替えを検討しているときや、PCの調子を確認したいときに非常に便利です。

🔗 UserBenchmark公式サイト

※英語サイトですが、操作は簡単でグラフやスコアが視覚的なので英語が苦手でも使いやすいです。

ベンチマークは誰でも無料でできる!

これらのベンチマークソフトは、公式サイトから無料でダウンロードできるものがほとんどです。

難しい操作は必要なく、ほとんどが「開始ボタンを押すだけ」で測定がスタートします。

まとめ:ベンチマークでPCの実力を数値で知ろう!

ベンチマークを使えば、自分のPCやパーツがどれほどの性能なのか、数字で正確に把握することができます。

ガジェット系YouTuberたちがよくやっているのも、視聴者に製品の性能をわかりやすく伝えるためなんですね。

「自分のPCはどのくらいの性能があるの?」と気になったら、ぜひ一度ベンチマークソフトを使ってみてください。

数字として可視化されることで、パーツ選びやアップグレードの参考にもなりますよ!

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