
ゲーミングノートPCでも、高性能モデルなら以下のようなことが可能です。
•最新3Dゲーム(『フォートナイト』『APEX』『原神』『ホグワーツレガシー』など)をフルHD・高設定で60fps以上でプレイ
•一部のゲームではWQHDや4K解像度にも対応
•ゲーム配信(OBSを使った配信)や簡単な動画編集
•学校・仕事用の作業との両立(ただし重い)
ただし、「できる」=「快適にできる」とは限りません。ノートPCの限界は冷却性能や拡張性にあります。
目次
ゲーミングノートPCを基本的におすすめしない理由

・ 冷却性能が足りない
ゲーミングノートPCは、熱がこもりやすく性能をフルに出しにくいです。
高負荷がかかるとサーマルスロットリング(熱による性能低下)が発生し、フレームレートが不安定になります。
・ 拡張性・修理性がほぼない
•グラボの交換不可
•メモリ・SSDの交換も制限がある機種が多い
•故障した場合、修理が高額で買い替えになるケースも
・性能の割に高額
同じスペックのデスクトップPCと比べて、ノートは5万円高くなる傾向があります。
コストパフォーマンスを重視するなら、圧倒的にデスクトップが有利です。
ゲーミングノートPCのハイスペックモデルは何円?
ノートで「最上級クラスの性能」を求めると、価格は次のようになります。
CPU:Core i9/Ryzen 9
GPU:RTX 4080/4090 Laptop
メモリ:32GB
ストレージ:1TBでSSD
これでようやく、「デスクトップのRTX 4070〜4080クラス」に近い性能です。これで大体40万~50万くらいです。
ただし、同じGPU名でもノート版はデスクトップ版より最大30〜40%性能が低くなります。
同スペックのデスクトップならいくら?
上記のノートPCと同等の性能を出せるデスクトップなら、価格は約25〜30万円前後です。
構成例
CPU:Rzzen7 7800X3D/Core i7-14700K
GPU:RTX 4070/4080
メモリ:32GB
ストレージ:1TB
さらに冷却性能や拡張性は圧倒的にデスクトップが有利になります。
コスパ・将来性を考えると、「ノートより10万円安くてさらにいい性能を買う」ようなイメージになります。
ゲーミングノートPCでプレイ可能なゲーム例
※RTX 4070 Laptopクラス以上を想定
※FHD環境前提。WQHD以上ではフレームレート低下に注意
・原神→可能
・APEX Legemds→可能
・VALORANT→可能
・FF14・16→設定を少し下げれば可能
・モンハンワイルズ→多少カクカクするので快適にプレイは難しい
・ホグワーツレガシー→多少カクカクするので快適にプレイは難しい
まとめ:ゲーミングノートは「妥協と割り切り」が必要
ゲーミングノートPCは、「どうしても持ち運びしたい人」には選択肢になりますが、性能・コスパ・寿命の点では不利です。
あなたが本気でゲームを快適に楽しみたいなら、デスクトップPCの方が確実におすすめです。
こんな人にゲーミングノートは向いている
• 寮生活・一人暮らしなどでスペースがない
• 出張先や帰省先でもプレイしたい
• 軽めのゲーム(原神・VALORANT)中心
それ以外の方には、迷わずデスクトップを選ぶことをおすすめします。