
「ゲーミングPCを買ってみたいけど、何から揃えればいいのか分からない…」
意外とこんな悩みを抱えている方は多いです。特にBTOパソコンやショップブランドのゲーミングPCは、本体だけが届くケースがほとんどです。周辺機器を揃えていないと、せっかくのPCも箱から出して眺めるだけ…なんてことになりかねません。
この記事では、ゲーミングPCを購入する際に必要なものと、注意すべきポイントを初心者向けにまとめます。これを読めば、届いたその日から快適にゲームを始められる環境が整います。
目次
ゲーミングPC購入前に知っておくべきこと
BTOパソコンには付属品がほとんどない
量販店で売られている一般的なPCとは違い、BTOやゲーミングPCはキーボードやマウスが付属しないことが多いです。中にはOS(Windows)すらインストールされていない構成もあります。
そのため、本体だけを購入してもすぐには使えません。
もちろんオプションでOS やキーボードを購入できるお店もありますのでそこは確認してみてください。
価格は本体だけの値段
広告やセールで表示されている価格は、あくまでPC本体の価格。
モニター・キーボード・マウス・スピーカーなどは別途購入が必要です。トータルで見た予算を立てておくことが大切です。
まずは「動かせる環境」を優先

ゲーミングPCの周辺機器はピンキリですが、最初は安価なものでOKです。
とにかく「PCが起動してゲームができる」環境を整え、その後少しずつグレードアップすれば失敗が少なく済みます。
ゲーミングPCを遊ぶために必要なもの(本体以外)
キーボード
•必須度:★★★★★
•ゲーミング用キーボードはメカニカルスイッチやRGBイルミネーションが特徴ですが、初心者は安い有線キーボードで十分。
無線は配線がすっきりしますが、遅延や充電切れのリスクがあるため、まずは有線がおすすめです。
マウス
•必須度:★★★★★
•FPSやTPSを遊ぶならマウスの精度は重要ですが、最初は2,000円前後のものでもOK。
ゲームによっては「DPI調整」機能があると便利です。
OS(Windows)
•必須度:★★★★★
•ゲーミングPCの多くはWindowsが標準搭載ですが、「OSなしモデル」もあります。
自分でインストールする場合は、USBメディアやプロダクトキーが必要です。
モニター
•必須度:★★★★★
•画面がなければ何もできません。
最初は60HzのフルHDモニターでもOKですが、FPSや対戦ゲームを本格的にやるなら144Hz以上を検討しましょう。
イヤホン / スピーカー
•必須度:★★★☆☆
•ゲーム音がないと臨場感が半減します。
イヤホンは安くてコンパクト、スピーカーは部屋全体に音を広げられます。PCを動かす際には必須ではありません。ですが、本体にスピーカー内臓していないものがほとんどなので無音になってしまいます。
デスクとチェア(必要に応じて)
•必須度:★★☆☆☆
•長時間のゲームでは姿勢が重要。
無理な姿勢で続けると肩こりや腰痛の原因になります。余裕があればゲーミングチェアや広めのデスクを用意しましょう。
電源タップ(雷ガード付き)
•必須度:★★★★☆
•PC本体・モニター・スピーカーなど複数機器を同時接続します。
雷サージ対応のタップを使えば、落雷時の故障リスクも軽減できます。
最初は安く揃えて、必要に応じてアップグレード
初心者のうちは、最初から高級周辺機器を揃える必要はありません。
むしろ安価なもので環境を整えてから、自分のプレイスタイルに合わせて買い替える方が効率的です。
初期構成(予算を抑える)
•有線キーボード:1,500円
•有線マウス:1,000円
•モニター(フルHD・60Hz):12,000円
•イヤホン:1,000円
•電源タップ:2,000円
→ 合計:約17,500円
購入前チェックリスト

1.OSは入っているか?
2.周辺機器(キーボード・マウス・モニター)は揃っているか?
3.接続端子(HDMI/DisplayPort)はモニターとPCで一致しているか?
4.電源タップの口数は足りているか?
5.置き場所(デスク・チェア)は確保できているか?
まとめ
ゲーミングPCは本体だけでは遊べません。
「何から揃える?」と迷ったら、まずは動かすために最低限必要な周辺機器から用意するのが鉄則です。
最初は安価な製品で構いません。ゲームを楽しみながら、自分の好みやプレイ環境に合わせて少しずつアップグレードしていきましょう。