2025年10月16日に発売された『ポケモンレジェンズZA』を約30時間ほどプレイし、ストーリークリアからやり込み、さらにオンライン対戦まで体験しました。

今回はその率直な感想と、Switch版とSwitch2版の違いについて詳しく紹介します。
ストーリーを終えての感想

まず最初に感じたのは、バトルシステムの完成度が非常に高いという点です。
スピード感がありながら戦略性も残っており、テンポの良い戦闘を楽しめました。過去作と比べても、シリーズの中でトップクラスに仕上がっていると感じます。

そして、やはりメガシンカの復活は最高でした。
演出が派手で、メガシンカした瞬間の高揚感は他の要素では代えがたいものがあります。
お気に入りのポケモンがメガシンカするたびに、「これを待っていた!」という気持ちになりました。
ストーリーは全体的に「まあまあ」といった印象です。中盤はうーんというところもありましたが、終盤にかけて一気に盛り上がる展開があり、最後までしっかり楽しめます。
物語としての完成度は決して低くなく、シリーズファンなら満足できる内容です。
やり込みで感じたこと
クリア後もある程度やり込んでみましたが、育成周りはかなり快適です。
育成が簡略化され、手間をかけずに実戦向けのポケモンを育てられます。
対戦を楽しみたいプレイヤーにとっては、この点が大きな魅力になるでしょう。
一方で不満に感じたのが、オートセーブを切れない仕様です。
捕獲やリセマラの自由度がなく、「自由にやり込みたい派」には少し窮屈。
便利ではありますが、従来作のように自分で管理したいプレイヤーには合わない部分もあります。
買うべきかどうか
ストーリーや演出、そしてメガシンカのかっこよさに惹かれる人には間違いなくおすすめです。
戦闘も楽しく、テンポよく遊べるため、ストーリークリアまでは非常に満足できる内容でした。
ただし、細かい部分までやり込みたい人にとっては、セーブ関連や自由度の少なさが気になるかもしれません。
長時間プレイするタイプの人は、その点を理解した上で購入するのが良いでしょう。
Switch版とSwitch2版の違い

私はSwitch版とSwitch2版の両方とも買いでプレイしましたが、違いは明確です。
Switch2版はまずグラフィックが格段に綺麗で、影や光の表現が自然。キャラクターや背景の立体感が増し、まるで別作品のような印象を受けます。
読み込み速度も大幅に改善されており、エリア移動や戦闘の切り替えがスムーズです。
一方、Switch版はやや読み込みが長く、カクつきを感じる場面もありました。
ただ、ストーリークリア程度のプレイであれば支障はなく、快適に遊べるレベルです。
とはいえ、一度Switch2版を体験してしまうと、正直Switch版には戻れません。
快適さと没入感がまったく違うため、もし環境があるならSwitch2でプレイするのが断然おすすめです。
まとめ:総合評価と感想
『ポケモンレジェンズZA』は、シリーズの新たな進化を感じる一本でした。
バトルの完成度は非常に高く、メガシンカの演出も含めて「ポケモンらしさ」を再確認できる作品です。
ストーリーも終盤にかけて盛り上がり、最後まで飽きずにプレイできました。
育成やオンライン対戦も快適で、ライト層から中級者までは十分に楽しめるでしょう。
ただし、細かい仕様や自由度にこだわる上級プレイヤーには少し物足りなさが残る部分もあります。
そして、Switch2版の快適さは圧倒的。
グラフィック・ロード時間・動作安定性、どれをとってもSwitch版を上回っており、
「一度Switch2で遊ぶとSwitchには戻れない」というのが正直な感想です。