
実は何かと便利な「ミニPC」。その名の通り、手のひらサイズの小さなパソコンですが、価格・性能・用途の幅広さから、サブPCや家庭用サーバーとして人気があります。
この記事では、2万円台で買えるミニPCの活用法や、選ぶ際のポイント、そして特に使用されている「バックアップサーバーとしての使い方」についても解説していきます。
一般的なミニPCは、「とにかくコスパ重視で、日常の軽作業ができればOK」という方向けのPCです。小型で静音性に優れているため、サブPCやリビングPCとしても最適です。
目次
2万円台のミニPCでも快適?YouTubeやネットサーフィンは問題なし!
2万円台のミニPCでも、以下のような用途であれば快適に動作します。
•YouTube視聴(1080p)
•ネットサーフィン(複数タブOK)
•Googleドキュメントや簡単なOffice作業
•ブログ更新、画像の軽い加工
•ZoomなどのWeb会議(背景ぼかしは非推奨)
この価格帯でよく使われているCPUは、Intel N100 / N97 / Celeron N5095など。特にIntel N100は2023年以降のモデルで、Celeronよりも処理能力が向上しており、価格帯の中では非常に優秀です。
eMMCストレージ搭載モデルは動作が遅いため、SSD搭載モデルを強くおすすめします。
ミニPCの活用法7選
1. リビング用メディアPC
テレビとHDMI接続し、YouTubeやNetflixを再生する端末としての使用です。静音性が高いので夜でも安心ですし、完全に再生機器として使うのではなくネットサーフィンまでできるので使える幅はかなり高いです。
2. 子どもや高齢者向けのPC

シンプルで安価なため、万が一壊れても被害が少ない。学習用、YouTube閲覧、タイピング練習などにも重宝できます。
3. サブPCとして
ブログ更新や文書作成、ネット調べ物用に。スペースも取らず、机がスッキリします。
4. レトロゲーム用
エミュレータ(RetroArch、Batocera)を入れて、スーファミやPS1を再現可能。小型なのでTV下に設置しやすいのもポイントです。
5. リモートデスクトップ専用端末
メインPCにリモート接続して作業用に使ったり、テレワーク専用マシンとしても活躍。プライベートと仕事でpcを分けたいのであれば同一モニターを使いpcを切り替えながら使うこともできます!
6. ファイルサーバー
写真・動画・音楽などを保管して、家中の端末からアクセスできるようにする。簡易NAS的な運用が可能。
7. バックアップサーバー
バックアップサーバーとしての運用法
「ミニPCをバックアップサーバーとして使う」とは、メインのPCやスマホのファイルをこのミニPCに定期的に保存する仕組みです。これによって、万が一メインPCが壊れてもデータを安全に守ることができます。
24時間体制でデータを守ることができます。電気代も非常に低く済むのが魅力です。個人的には一番ミニPCとしての活用法でおすすめの活用法です!
ミニPCを選ぶときの注意点

1. ファン付きが望ましい
→ 夏場の熱暴走対策として重要
2. SSD搭載モデルを選ぶこと
→ eMMCは動作が遅く、劣化も早いため避ける
3. USBポートの数と種類も確認
→ 外付けHDDを複数使うならUSB 3.0ポートが複数あると便利
4. Wi-Fiと有線LANの両対応がベスト
→ 家庭内ネットワークで安定接続するため
まとめ|2万円台でも使い方次第で「超有能」
ミニPCは「安くて小さいけど、意外と使える」優れたサブPCです。性能こそ控えめですが、日常的な軽作業・YouTube視聴・バックアップ用途であれば十分対応できます。
特に、ファイルのバックアップや家庭用ファイルサーバーとして運用する場合、ランニングコストも少なく、導入も簡単。古いノートPCや高価なNASを用意しなくても、自宅で安心のデータ保管環境を作ることができます。